シジュウカラ 画像
和名:シジュウカラ
学名:Parus major
念入りに羽のお手入れ。
東京 新宿区【2017.5.18】
図鑑には、シジュウカラなどが掲載されています。
Q&Aの最近のブログ記事
こんにちは、はじめまして。
家の近くにある植物について質問があります。よろしければ、教えていただけませんか? 『アメリカ楓の木』と聞いた、秋には紅葉する大きな葉の並木があります。本当にアメリカ楓というのでしょうか?正式な名前、由来(どこの国からきたのか)など教えてください。よろしくお願いいたします。
「アメリカ楓の木」は、標準的な日本語名を、「モミジバフウ」といいます。漢字で書けば、「紅葉葉楓」ですね。「楓」の字は、カエデと読まれることが多いですが、この場合は「フウ」と読みます。「アメリカ楓【アメリカフウ】」というのは、別名です。
モミジバフウは、マンサク科フウ属に分類されます。「楓」という字が付いても、カエデの仲間ではありません。カエデの仲間は、カエデ科カエデ属に分類されます。
アメリカフウという別名のとおり、モミジバフウの原産地は、北米中南部から中米にかけての地域です。日本には、大正時代に移入されたといわれます。紅葉が美しいため、公園などによく植えられますね。
モミジバフウには、フウ(楓)、トウヨウフウ(東洋楓)などの近縁種があります。フウは、モミジバフウと並んで、公園などに植えられることがあります。近縁種だけあって、姿も似ています。フウの原産地は、中国中南部と台湾です。日本には、江戸時代の享保年間(一七一六年~一七三六年)に移入されたようです。
「楓」という字は、本来、中国で、フウの木を指しました。ところが、日本で、誤ってカエデに当てはめられてしまいました。「人の手のように裂けた葉で、紅葉が美しい」ところから、混同されたのでしょう。
このように、生物は、日本語名だけでは、種が確定しなかったり、別種と混同されたりしがちです。そういうことがないように、学名というものがあります。学名は、すべてラテン語で付けられています。学名は、一種に対して一つです。
モミジバフウの学名は、Liquidambar styracifluaです。
学名については、以下のコラムに取り上げています。よろしければ、以下の記事も御覧下さい。
学名ってなんですか?(2005/099/30)
図鑑には、モミジバフウが掲載されています。ぜひご利用下さい。
はじめまして、こんにちは。
貴社のホームページを拝見して、子供の夏休み自由研究の参考にさせていただこうと思っている者です。
早速ですが アカミミガメのことについて教えてください。
近所のお店でアカミミガメを購入し、現在3、4年経ち、かな大きなカメになりました。 そこで、夏休みの自由研究に、カメの歯について調べたいと思いつきました。
しかし、いくら慣れてきたとはいえ、口の中を容易には見ることができません。どやって調べればれば良いかわかりません。何かよいアドバイスはありませんでしょうか?よろしくお願いいたします。
アカミミガメは、危険なカメではありません。けれども、口の中を見るのは、やはり難しいと思います。
無理に口を開けさせようとすれば、咬むでしょう。傷口からサルモネラ菌などに感染したら、厄介なことになります。
要は、夏休みの宿題ができればいいのですよね。ならば、必ずしも、カメの口の中を見る必要はありません。少し発想を変えて、「カメの食性を調べる」ことにしたらどうでしょうか?
飼っているアカミミガメと、他種のカメとを比べてみるのです。他種のカメは、できれば野生のカメがいいですが、動物園や水族館で飼われているカメでもいいでしょう。食事の様子が観察できればいいわけです。
これなら、自分で観察することになりますから、「夏休みの自由研究」として、恥ずかしくありませんね。
全国のカメを飼育している動物園や水族館はたくさんあります。
最近の動物園や水族館は、普通に園内を観るだけでなく、児童・生徒の学習サポートにも力を入れています。
動物の餌やり体験や、動物の頭骨標本を使い、その動物が何を食べるか考えるプログラムやお泊り体験イベントなどがあるようです。
図鑑には、アカミミガメは載っていませんが、ニホンイシガメが掲載されています。ぜひご利用ください。