鳥インフルエンザを恐れすぎないで

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 最近、また鳥インフルエンザが騒がれていますね。「ヒトにも伝染する」と恐れられています。一部では、過剰反応が見られます。病気でもないのに、ペットの鳥を殺したなどというものです。保健所にでも命令されない限り、そこまでする必要はありません。
 養鶏業者の方々などは、すでに専門的な対策を取っているでしょう。では、一般の人は、どういう対処をすべきでしょうか?
 まず、鳥肉や鳥の卵を食べることは、まったく心配ありません。食肉や卵からは、鳥インフルエンザは伝染しません。安心して食べて下さい。
 外を歩いていて、スズメやハトなどの野鳥に会ったら? これも心配ありません。現在のところ、野鳥からヒトへ、直接インフルエンザが伝染した証拠はありません。庭木に野鳥が来ても、公園でバードウォッチングをしても、その程度では病気にかかりません。密接な接触がなければ平気です。普通は、野鳥に触ることなどありませんよね。
 インフルエンザを運ぶからといって、野鳥をいじめるのはやめましょう。彼らを迫害しても、インフルエンザはなくなりません。野鳥が棲めない環境は、ヒトにとっても住みにくい環境です。バードウォッチングは大いに楽しんで下さい。
 鳥の死骸を発見したら? あるいは、死にそうな鳥を見つけたら? 素手で触るのはいけません。やむを得ず触る場合は、マスクと手袋をしましょう。一羽だけの死骸ならば、たいがい、何もしなくても大丈夫です。何羽も死んでいたり、死にそうな鳥がいたりしたら、その地方の保健所に連絡しましょう。
 その場合、死骸や死にそうな鳥のことを、あまり周囲に話さないほうがいいです。不確かな情報は、パニックのもとです。病気より、噂のほうが害悪になります。
 ペットとして鳥を飼う人は、どうしたらいいでしょう? とにかく、ペットと野鳥とを接触させないことです。なるべく屋内で飼いましょう。鳥に触った後は手を洗いましょう。いくらペットでも、「口移しで餌をやる」など、密接すぎる接触はやめるべきです。
 理性的な対応で、鳥の命もヒトの命も守りたいですね。命の重さはみな同じです。


図鑑には、アオサギオオワシキセキレイコガラなど約200種以上の鳥たちが掲載されています。ぜひご利用ください。

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このブログ記事について

このページは、松沢千鶴が2006年2月17日 00:09に書いたブログ記事です。

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