馬肥ゆる秋に、馬の博物館へ

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 「天高く馬肥ゆる秋」という言葉がありますね。これにちなんで、「馬の博物館」というところへ行ってきました。横浜市中区にある博物館です。
 名のとおり、馬のことを何でも扱っています。大まかに分けると、「生物としてのウマ」のコーナーと、「人との関わりにおける馬」のコーナーとがあります。
 生物としてのウマは、主に、第四展示室で扱われています。最初のウマの祖先は、柴犬くらいの大きさしかありませんでした。肢【あし】の趾【ゆび】も、一本ではなく、三本や四本でした。それが、進化するにつれ、体は大きくなり、趾【ゆび】の数は減ってゆきます。模型や化石で、この様子が、わかりやすく説明されています。
 原始時代、初めてヒトとウマが出会った頃の説明もあります。最初、ヒトは、食べるために、ウマを狩りました。やがて、ヒトは、ウマを使役することを考えます。けれども、すんなり馬を乗りこなせたのではありません。乗馬ができるようになったのは、道具の発明によるところが大きいです。馬銜【はみ】・鞍【くら】・鐙【あぶみ】といったものです。これらの道具の実物が、展示されています。時代や地域により、道具が違います。例えば、ヨーロッパと日本とでは、馬の扱い方が違った、とわかります。
 第一展示室や第二展示室では、特別展や企画展が催されることが多いです。私が行った時には、第一展示室で「馬と日本人」展が、第二展示室で「馬の幻獣」展が開催中でした。もうじき、秋季特別展として、「馬のシルクロード」展が開催されます。馬がいなければ、シルクロードは、こんなに栄えなかったでしょう。面白そうな展覧会ですね。
 馬の博物館は、根岸森林公園の中にあります。緑が豊かで、とても気持ちが良いところです。博物館の隣には、ポニーセンターがあります。ポニーセンターには、実物の馬がいます。土日には、ポニーセンターで、馬と触れ合う催しが開かれます。
 嬉しいことに、馬の博物館は、入館料が安いです。大人でも、たった百円です。特別展の時でも、二百円くらいです。今どき、こんなお値段で楽しめるところなど、そうはないでしょう。手軽な行楽地として、お勧めです。 

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このブログ記事について

このページは、松沢千鶴が2007年10月 6日 00:16に書いたブログ記事です。

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