オーストラリアのサンゴ礁で、数百の新種を発見

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 オーストラリアの海で、大量の新種が、一挙に発見されました。その数、なんと数百です。サンゴの新種だけでも、150種を越えるといわれています。
 発見されたのは、みな、無脊椎動物です。グレートバリアリーフと呼ばれる、サンゴ礁の海に棲みます。以下に、分類のグループ別に、紹介しますね。
 まず、サンゴの仲間です。通称、ソフトコーラル(軟質サンゴ)と呼ばれるグループが、たくさん発見されました。専門的にいえば、刺胞動物門【しほうどうぶつもん】花虫綱【かちゅうこう】のうち、硬い骨格を持たないサンゴです。
 節足動物門【せっそくどうぶつもん】に属するものも、多く発見されています。エビやカニの親類ですね。中で、軟甲綱【なんこうこう】端脚目【たんきゃくもく】に属する種が、百種以上、見つかっています。ヨコエビ、トビムシなどと呼ばれるものたちです。
 同じ節足動物門の軟甲綱で、別のグループも、発見されています。タナイス目【もく】や、等脚目【とうきゃくもく】です。タナイス目の形は、普通のエビに似ます。が、砂粒の間に棲めるほど、小さいです。等脚目は、ワラジムシやダンゴムシの仲間です。
 ヒルやミミズの仲間も、発見されました。環形動物門【かんけいどうぶつもん】というグループです。中でも、多毛綱【たもうこう】に属する種のようです。ケヤリムシや、ウミケムシの仲間ですね。名のとおり、毛が生えたグループです。しかし、もしかしたら、今回の新種のために、環形動物門の中に、新しい綱【こう】ができるかも知れません。
 ウミウシの新種も、見つかったようです。軟体動物門【なんたいどうぶつもん】腹足綱【ふくそくこう】後鰓目【こうさいもく】のうち、貝殻をなくしたものですね。簡単にいえば、「殻のない巻貝」です。
 サルパという生き物でも、新種が、発見されたようです。脊索動物門【せきさくどうぶつもん】タリア綱【こう】サルパ目【もく】に属します。広い意味で、ホヤの仲間です。
 たいへん広い分野にまたがって、新種が発見されたわけですね。これらの生き物が、どのように関連して、暮らしているのでしょう? 興味が尽きませんね。


図鑑には、サンゴの仲間、ダンゴムシやワラジムシの仲間、ゴカイやウミケムシの仲間、ウミウシの仲間、サルパの仲間が、何種も掲載されています。ずかんどっとねっと-zukan mobileを、ぜひご利用下さい。

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このページは、松沢千鶴が2008年9月25日 14:47に書いたブログ記事です。

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