コロンビアで、十種の両生類を発見

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 南米のコロンビアより、新種発見のニュースです。十種の両生類が発見されました。  場所は、パナマとの国境に近い、ダリエン山脈です。ここで、三週間にわたる調査が行なわれました。結果、十の新種が発見されました。  十種の内訳は、カエルが九種、サンショウウオが一種です。どれも、まだ名前は付けられていません。いずれ、ラテン語の正式な学名が発表されるでしょう。  今の段階で、わかっている分類を以下に挙げますね。なお、属名などの分類名は、日本語名がないものが多いです。そういうものは、ラテン語の学名で紹介します。  アマガエルモドキ科のカエルが、三種です。Nymphargus属のもの、Cochranella属のもの、Centrolene属のものが、一種ずつです。これらのカエルは、体が透き通っていることが特徴です。英語で、グラス・フロッグglass frogと呼ばれるグループです。  ヤドクガエル科の種も、三種です。Colostethus(コオイガエル)属、Ranitomeya属、Anomaloglossus属が、一種ずつです。この科のカエルは、毒を持つことで知られます。  ヒキガエル科Atelopus属が、一種です。Atelopus属は、フキヤヒキガエル属、ヤセヒキガエル属などと訳されています。この属も、有毒なことが知られます。  あと、二つの新種のカエルは、科の名前すら、日本語名がないようです。ラテン語では、Strabomantidaeという科名が付いています。属は、二種とも、Pristimantis属です。  新種のサンショウウオは、アメリカサンショウウオ科ネッタイキノボリサンショウウオ属に属します。長くて、ややこしい名前ですね(笑) この属は、サンショウウオの中では、珍しいものです。熱帯に分布するからです。意外なことに、熱帯には、カエルは多いのに、サンショウウオは少ないです。  今回の調査では、新種の他にも、貴重な種がたくさん見られたそうです。哺乳類のベアードバクや、サルの仲間、イノシシに似たクチジロペッカリーなどです。  たった三週間ほどの調査で、これほどの新種が見つかりました。この地域には、まだまだ新種がいそうです。今後の調査・研究が待たれますね。
図鑑には、日本の両生類 オオサンショウウオニホンヒキガエルなど20種以上が掲載されています。ぜひご利用ください。

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このページは、松沢千鶴が2009年2月 5日 07:16に書いたブログ記事です。

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